ぼくとわたしの体のふしぎ

こんにちは、2期生のめぐです。

8月31日に富士市男女共同参画委託事業で虹色子育ての会さんが主催の「ぼくとわたしの体のふしぎ~知っているようで知らない性のはなし~」という講座に小学生の娘二人と参加してきました。

今回お話をしてくださった講師の佐々木先生は、学校の授業参観などでお話をされていらっしゃる保健師さんです。

まずは、親子で「性教育って何のために必要?」というお話を聞くことから始まりました。 性教育というと、恥ずかしい、話しづらいなどの課題がありますが、今現在そうも言ってられない現状があります。 エスピーくん安心メールに登録してると富士、富士宮地区だけでも警察署から多くの不審者情報などのメールが届く現実。 冒頭の何のために必要?に対してこうおっしゃっていました。 最初は、自分の体を守るため。 自分の体は誰のもの?の質問から、健康教育、性被害、性加害の予防、のお話を子どもたちにも分かりやすく説明してくれました。 被害者は悪くはない、加害者が100%悪いんだよ。という言葉と共に、被害者にも加害者にもさせないためには“知る”ということ。 知識を持っていることが最も大切だということでした。

次に、自尊感情・自己肯定感のため。 性教育を科学的に説明することで、恥ずかしいや話しづらいなどの気持ちも、あまりなく子どもたちも真剣に聞いておりました。 体の仕組みや心の変化、命の誕生などとても大切な内容でした。 後半は、親と子どもと別々になり、子どもたちはクイズ大会、親たちはさらに掘り下げてのお話を。 思春期の親子での乗り越え方など、具体例も挙げていただき、発達段階でのお話のしかたの違い、今の若者の傾向、溢れている情報、そして実際の親から出た質問の答えなど、細かく丁寧にご指導くださって参加者の皆さんとても熱心に聞いていました。

我が家では比較的小さい頃から性教育の話はしておりましたが、今回親子で聞けるという機会をいただき本当にありがたかったです。 子育てしているご家庭では特に切っても切れないものだと思います。

自分の身は自分で守る。 子どもたちにつけてもらいたい力 ・自分でよく考え選んでいく力 ・信頼できる人に相談する力 ・助けを求める力 ということです。 私自身親として子どもに何を伝えれるか、情報ばかりが先走っている現代から子どもたちを守れるか。 しっかり親が自覚してなければいけないと再確認しました。