富士市木島の投げ松明

こんにちは。 二期生のめぐです。

先日、富士川沿いにあります、富士市木島地区の投げ松明にお邪魔してきました。 昨年は、テレビBSプレミアムで全国で紹介もされた富士市指定の無形民族文化財の木島の投げ松明。 毎年8月16日に行われるこの行事は、ご先祖や水の犠牲者への供養もかねたもので、火を焚くことで神を招く祭りともされております。

投げ松明とは、子供用の7m程のものから15m程の3本の灯篭のてっぺんをめがけて、紐でくくられた火の着いた松明をグルグル回して投げて、点火させるものです。

これが中々うまくいかないのですが、観衆からの声援やため息、そして点火された時の興奮で会場が一体感に包まれます。 燃え盛った灯篭は、火の粉と熱気を放ち地面に降り注ぎ、辺り一面火の海と化し見ている私たちを魅了します。

それが終わると、地元駿州木嶋手筒組さんによります手筒花火の始まりです。 直径20cm長さ90cmほどの手筒花火を抱えて、会場内を華麗に走り回り、大量の火の粉を浴びながらのパフォーマンスは圧巻で一見の価値があります。 もう本当に鳥肌が立つほど格好良いです。

最後は打ち上げ花火で、地区での花火とは思えないほどの規模で迫力満載の打ち上げ花火。 目の前で打ち上がり、撮影も画面におさまらない程の大きさで花火好きにはたまりません。寝転びながら鑑賞されている方も多いです。

実は私個人的に、もう何年もお邪魔させて頂いておりますが、教えたいような教えたくないような気分になるくらい素晴らしい木島の投げ松明、皆さんもぜひ来年お越しください。 https://www.city.fuji.shizuoka.jp/sp/machi/c0703/rn2ola0000001hfm.html