実は名産品だった!富士産カリフラワーの秘密
ふじ応援部5期生のジャスミンです。
皆さん、カリフラワーが富士市の超一流ブランド品であることをご存じでしたか?
私も初耳で、そもそもカリフラワーという食材自体への関心もかなり低かったのですが、実際食べてみると「え!?カリフラワーってこんな美味しいの!?」と衝撃を受けるほどでした。
そんな富士市のカリフラワーの魅力をご紹介します。
畑レポート①「葉折り」
カリフラワーは、白さが命で、日焼けして黄色くなったり黒い点があると価値が下がってしまいます。
JA富士市洋菜部会の皆さんの畑では、カリフラワーの日焼けを防ぐために「葉折り」という一手間を加えています。
今回お邪魔した畑は約2,600株が植えられていて、その一つ一つを葉折りしていくことは大変な作業です。
畑レポート②「ベスト収穫タイミング」
富士市のカリフラワーはモサモサ感がなく、シャキシャキ、コリコリで身が締まっているのが素人の私でも分かります。
通常は、より大きくしてから出荷するそうですが、富士市のカリフラワーは一番おいしい時期にこだわって収穫しています。
10月末頃「208」という早生(わせ)の品種から始まり、12月は「輝月(てるづき)」、1月は「雪月(ゆきづき)」という品種が順次、一番おいしい時期に収穫し出荷されます。
食レポート「生・唐揚げ・なんちゃってご飯」
まずは生で実食。
アブラナ科でキャベツの仲間ということで、香りはキャベツに近いです。
シャキシャキコリコリの食感と、ほんのり苦味がアクセントになっておいしいです。塩を付けて食べると甘みが引き立ってオススメです。食べ終わった後も口の中に香りが残るようでした。マヨネーズを付けるのもおいしかったです。
生食は採れたて新鮮なものに限ります。
次に唐揚げ。驚愕のおいしさです!
わたしは生姜醤油に浸して片栗粉をつけて揚げ焼きにしました。生でも食べれる柔らかさなので少ない油でOK。表面がカリッとなれば大丈夫です。身がほぐれる感じが鳥の唐揚げにも遠からず、また加熱して甘みが増して、ホクホクで美味しかったです。
なんちゃってご飯は、芯も含めてみじん切りにして白米と一緒に炊きます。ちょっと塩もふりかけました。
ご飯:カリフラワー、2:1くらいの割合で炊きましたが、家族は全く気付かず普段どおり食べていました(笑)。ダイエットに良さそうです。
どこで買えるの?
・大渕ふる里村
・田子っこ産直市
・ふじかわ産直市
・かりがね産直市
・岩本山産直市
・ふじのくに楽座市場
で買うことができます。
ほかにも、
・マックスバリュ富士南店
・マックスバリュエクスプレス御幸町店
・マックスバリュエクスプレス富士国久保店
でも販売されている日もあります。
生産者の藤森守さんは、
「まがい物は売りたくない。美味しいものを他と同じ値段で買ってもらえるようにしたい。」とお話されていました。
有機肥料で土づくりにもこだわっていて、甘みとみずみずしさ、そして柔らかさの点でも定評がある富士産カリフラワーは、東京のホテルや横浜中華街から仕入れの注文が入るほど、一流シェフの舌をうならせています。
また、学校給食でも取り扱われていて、以前「カリフラワーのポタージュがおいしかったから家でも作って」と子どもからリクエストされたこともありました。
一度食べたら病みつきになりそうな富士産カリフラワー。
市内在住でこのおいしさを知らないなんてもったいない!
これからは冬の定番野菜としてどんどん食べていきたいなと思いました。
また、実家や友人宅への手土産にも使わせていただきます。