愛と情熱を込めた地元の味「富士のらっかしょ」
こんにちは!今回は、富士市大淵で落花生を生産している藤森守さんにお会いしてきました。 「らっかしょ」は方言で「落花生」を意味します。 「おーい、冷蔵庫にらっかしょんたんとあったら?(落花生がいっぱいあったよね?)」 なんて、お父さんがビール片手に叫んでいそうです。
藤森さんは「富士のらっかしょを地元の子どもたちに食べてもらいたい」という思いで、野菜作りに適した土地をつくり、どこよりも美味しくなるようにと研究を重ね、約10年もの歳月をかけて、絶対の自信を持った落花生が完成しました。
「富士のらっかしょ」は、茹で落花生に最も適した落花生です。 皆さんは「茹で落花生」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか? 完熟した落花生は乾燥させて炒ったものをピーナッツとして食べますが、茹で落花生は完熟する前の落花生を塩茹でして食べる、この地域特有の食べ方です。 茹で上がったばかりの落花生はホクホクとしていて温かく、程よい塩味が豆の味を引き立てます。
「美味しい物を食べてもらうためには手を抜かない。」と語る藤森さん。 地域の幼稚園や学校で野菜作りの指導を行い、野菜作りの大切さを伝えています。 藤森さんから未来を創る子どもたちへ 「家族や友達と一緒でもいいので、自分で野菜を作って食べることを楽しんでください。」 生産者の愛と情熱がたっぷりの「富士のらっかしょ」は、大渕ふるさと村または、JAタウンのインターネット通販で購入できます。 子どもたちのおやつや、お父さんのビールのお供に大人気な茹で落花生。 子どもの頃、運動会のお昼休憩には茹で落花生がお弁当の定番でした。 ぜひご家庭で食べてみてください。
落花生の美味しい茹で方
①大鍋にたっぷりの水と落花生を入れ、水の状態から茹ではじめる。
②沸騰したら塩を約大さじ2杯入れ、更に25~30分茹でる。 ※茹で汁を味見した時、少し塩気が強いくらいが丁度良い。
③落花生を味見して、少し固ければ更に5~10分茹でる。 ちょうど良ければ火を止めて余熱で10~15分置く。
④ザルにあげ、水を切ったら出来上がり。