茶葉の美しさを見て感じて味わえる佐野製茶所


三期生のまりです。

暑い日が続いていますが、皆さんはどのように夏の疲れを取っていますか。
夏バテぎみの私は、身体に優しいお茶が飲みたくなり、岩本山にある佐野製茶所に行ってみました。

佐野製茶所は、3代続く歴史ある茶農家です。お茶づくりでは、自然に優しい土づくりをコンセプトに除草剤を使用せず、最低限の虫よけだけで、自然に感謝しながら育てています。
世界緑茶コンテスト2018では、金賞を受賞されたこともあります。ここでは、お茶の販売だけではなく、入れたてのお茶を飲むことができる「製茶所サロン」があり、種類豊富なお茶と季節のお菓子が楽しめます。

私は、「上煎茶」と「抹茶玄米茶」を注文しました。お茶が出てくるまでの間には、目の前に広がる青々とした茶畑を見て楽しむことができ、1歳の娘も茶畑を見ながらご機嫌で店内を歩いていました。

お茶が届くとまず、数々の洗練された道具に驚きました!お茶の種類によって茶器が使い分けられていて、急須だけでなく、香りを引き出すためにアルコールランプとあぶるための器、湯冷まし用の器が出てきました。さらに、店員さんがお茶の飲み方を丁寧に説明してくださいました。

急須にお湯を注ぐと、茶葉の澄んだ緑の美しさと香りにうっとり。上煎茶は甘味がふわりと口に広がり、お茶のおいしい苦みも味わえます。抹茶玄米茶は、香ばしく濃い抹茶を味わいながら、お砂糖で好みの味に調整できます。この日のお菓子は、新潟県の「笹カスタード」のお菓子で、まろやかなカスタード入りの水まんじゅうでした。ほんのり甘いお菓子と丁寧に入れられたお茶を静かな空間で味わうことができ、とても癒されました。

富士市には約60件もの製茶所があり、中には、お茶の栽培がら独自の加工や販売を行うお茶屋さんが数多く存在します。それぞれのお茶屋さんにこだわりや魅力があり、違いを楽しむことができると思います。皆さんも、おすすめのお茶をぜひ見つけてみてください。