一度食べたらもう他のお味噌は食べられない?!昔ながらのお味噌屋さんで作る、私だけの味
こんにちは。ふじ応援部7期生のヒメウズラです。
東北出身の私は「お味噌」が大好きです。子供の頃からしそ巻き(味噌を青じそで巻いたもの)や、弁慶飯(青菜漬けで包んだ味噌おにぎりを炙ったもの)を食べて育ちました。
そんな私がオススメするのは、国産材料のみを使用して、昔ながらの製法にこだわりを持つ「富士一妙味味噌󠄀 深澤商店」です。
地元のみなさんに愛され続けるお店
安心安全な無添加のお味噌は、近くの小・中学校の学校給食にも使われています。学校行事として味噌づくりを教えたり、幼稚園やまちづくりセンターなどで、味噌づくりの出張教室も行っているそうです。
今回はお店の中で開かれている、味噌づくり教室に参加してきました。
蒸した熱々の大豆が運ばれてくるとフワッとあたたかい、良い香りがしておいしいお味噌を作るぞ!と気合が入ります。
最初はこの蒸し大豆2㎏を、袋の上から大豆の粒が見えなくなるまで、軍手で潰していきます。
使われている糀を見せてくれました。胞子がきれいについています。
先ほどの糀と塩を混ぜます。しっかりとした粒を感じながらもしっとりとしていて、きもちのいい手触りです。
さらに、糀と塩の入った樽に大豆、大豆の蒸し汁を加え素手で混ぜていきます。
和気あいあいとした雰囲気で味噌づくりをするので、ほかの参加者の方とも会話が広がっていき、初参加の人も安心♪
わからないことは丁寧に教えてくれるので、なんでも聞く事ができました。
白い粒がみえなくなってきたら、空気が入らないように押しながら容器に詰めていきます。
深澤商店の深澤さんがキレイに仕上げをしてくれて完成です。
深澤宏介(ふかさわ こうすけ)さん
「昔からお味噌が続いているのは、300年前の人にも、今の人にも愛されているからだと思います。時代は変わっても、変わらないものを残していきたいです。子供たちもみんなお味噌が大好きなので、日本の未来は明るいですね」
と、笑顔でおっしゃていました。
食べるまでのもう一工程
2,3ヶ月したら天地返し(かき混ぜてお味噌の上下をひっくり返す)を行います。季節によって異なるそうですが、3ヶ月くらいで白味噌、1年くらいで赤味噌になるそうです。
お味噌は一年中いつでも作ることができます。
例えば、夏は発酵が早く進むため、作るところから食べるところまでが1カ月で出来るので、お子様の自由研究にする方もいるのだそうです。
深澤商店では、吟醸白味噌・吟醸合わせ味噌(1㎏870円~)特選赤味噌・特選白味噌(1㎏540円~)などを販売しています。
みんなから愛されているお味噌は、ほっと心を癒してくれるだけでなく、ビタミン・たんぱく質・カルシウムなどが豊富で栄養満点です。
心も体も元気にしてくれるお味噌は、毎日の食卓に欠かせない存在ですよね。
他にはない自分だけの特別な味噌づくり、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。