歩みを止めずチャレンジし続けること／竹本実花さん

こんにちは。
ふじ応援部４期生かなもんです。

先日、吉原商店街の中井ビルにおいて開催されていた『まちなかラボ』に行ってきました。

『まちなかラボ』とは「まちなか」を活性化させる事業で、市が富士商工会議所などの起業支援機関と連携し、半年間にわたってまちなかに本格的な起業・出店をしたいと考える人を支援するものです。

今回、お話を聞かせていただいたのは、10～11月にかけて吉原でテストマーケティングを実施した『Beauty&Health Labo フルリール』の竹本実花さん。
まちなかラボでは、「おうちde健康カフェ」としてスイーツや酵素玄米・ぬか漬けキット等の販売、親子で参加できるフルーツカッティングレッスンを行いました。

まちなかラボの出店期間中に直接お話を聞くことができませんでしたが、出店後に出店を終えて感じたことを教えていただきました。

まちなかLaboを知ったきっかけは？

現在、フルーツカッティングレッスンの講座ができるレッスンスタジオなどを愛知県名古屋市で経営しています。

今年の7月から富士市島田町にあるコワーキングスペース「WORX（ワークス）富士」の施設内にワークショップスペース（レンタルスペース）で出店しており、WORX富士の方からのご紹介で、まちなかLaboを知りました。
８月に法人化し、物販を始める準備をしていたので、立ち上げ後、初事業としてチャレンジさせていただきました。

出店を終えて感じたこと、学んだことは？

知り合いも少なく知らない土地で不安もありました。
ですが、地域の方に支えられ、大きなトラブルもなく無事に終えられた事に安堵しております。

一番の苦戦は、やはり集客と周知でした。
店舗前に机を出し、通行する方に積極的に試飲や試食のご案内をしたり、商品を袋に詰めて商店街のお店へご挨拶に回ったりしました。
そこで感じたことは、自分の足で歩くことの大切さです。
関わりを持ちたいと思うならば、自分からアクションを起こすこと。待っていても、存在を探してくれる人はいない。当たり前のことですが、今まで足踏みをしがちになっていたことを改めて感じました。

市役所の担当の方が「やってみたいことを何でもやってみてください。サポートします。」と背中を押してくださったことや、商店街のお店に挨拶回りで伺ったときに、皆さんが温かく迎えてくださったことが励みになりました。また、挨拶に伺った商店街の皆さんが店舗を訪ねてくださり、目頭が熱くなりました。

期間限定出店のため、周知され始めた頃に終了となり、ここは残念に感じるところですが、今回の出店は商売の基礎、人との繋がり、歩くことの大切さなど、お金に代えられないものを得ることができたと満足しています。

これから目標としていることは？

今回のまちなかLaboは、私にとってプラスの経験であり、内面のブロックを外すきっかけとなりました。
歩みを止めず進むこと。チャレンジし続ける精神を持ち続けること。
どこか遠慮しがちなところもあるのですが、自らアクションを起こし、人を巻き込んでいけるようになりたいと思います。

既に「まちなかラボ」の出店は終了していますが、今月18日・19日に下記内容でフルーツカッティングのレッスンを開催されるとのことです！

12月18日（土）、19日（日）開催
「フルーツおせちレッスン」

講　師　竹本実花さん
参加費　5,500円（税込）
内　容　フルーツおせち
・カットしたフルーツは重箱に詰めて全て持ち帰ることができます。
・おせちは、お弁当にも使える飾り切りが多数あります。
・白い重箱（珍しい）と風呂敷は参加費に含まれています。
・ティータイム付き。（チョコレートの香りのする紅茶、ショコラ、グラノーラの試食・試飲）
時間・定員
①12月18日（土）13時～15時　定員10名
②12月19日（日）10時～12時　定員10名
持ち物
エプロン、お車以外の方はエコバッグのご持参をオススメします。

申し込みフォーム
※「レッスン予約」からお申し込みください。

市役所の担当の方も「このまちなかラボでの経験を活かし、ブラッシュアップして出店につなげていただきたい。」と熱くお話されていました。
出店期間後もテストマーケティングの実施報告や意見交換会など、必要に応じて専門的な支援もしていただけるというフォローも充実しています。

「自分の店を持ちたい！」と考えている方、ぜひこの制度を活用してみてはいかがですか？

■市ウェブサイト「令和３年度富士市まちなか活用事業「商店街×起業家支援プロジェクト — 富士本町・吉原まちなかLabo（ラボ） —」
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/sangyo/c0401/rn2ola0000031kxo.html

ライター

かなもん

誰かの驚く顔や喜ぶ顔が見たくて常に忘れないおもてなしの心

東京の田舎町から嫁いで6年目。やんちゃ息子＆おてんば娘のママであり金物屋の若女将。描いたり作ったり創作する時間や走ることが好き。料理やパン・お菓子作りが趣味で様々なレシピに挑戦中！

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