子育ての味方!富士市のファミリーサポート♪

ふじ応援部のみーさんです。
富士市で子育てする方をサポートする「ファミリーサポート」。今回はサポートする側“提供会員”になるための講習を受講してきました♪

ファミリーサポートってなに?

子育てしている中で、用事があってどうしても子どもを預かってほしいタイミングってありますよね?“でも近隣に頼れる人がいない”とか、“家に子どもを置いていく訳にはいかない”と思っている方も多いのではないでしょうか。そんな時に頼れるのがファミリーサポートセンター(以下、ファミサポ)です。「育児の支援をしたい人(提供会員)」と「育児の援助を受けたい人(依頼会員)」が会員登録をして、センターが橋渡し役となり、会員同士が一時的に子どもの世話を有料で援助し合う会員組織です。

ファミサポとの出会い

私がファミサポを知ったのは二人目の子どもが生まれて数か月目のことでした。時間のかかる歯の治療をしたかったのですが、子どもの預かり先がなく我慢していました。いよいよ歯が痛くなってきて、1時間だけでもいいから誰かに見てもらえないかと思いインターネットからファミサポの情報を知りました。

事前打ち合わせの際は「幼い子をよその家に預けて良いのか」と、とても不安でしたが、子どものお世話を引き受けてくれた方はとても親切で、預かってもらっていた時間は1時間程度でしたが、身内のように親身になって対応してくださり、とても嬉しかったのを覚えています。ひとりじゃない!と思えた瞬間でした。

提供会員になるための講習会に参加!

今度はサポートする側になりたい!と思い、提供会員になるための講習会に参加してきました。講習は全日程で4日間。今回の記事では初日のガイダンスと「子どもの安全と事故」についての講習の様子をお伝えします。

今回の参加者は20名前後で年代も性別もバラバラ。皆さんどんな思いでこの講習会に参加しているのかお話を聞くことはできませんでしたが、これだけ多くの方が誰かの力になりたい!と思っていることに、講習会冒頭から感動しました。

講習会は富士市教育プラザで実施
講習会に参加する皆さん

最初の時間はガイダンス。ファミサポは全国971市町村(令和3年度)が行っている事業なんですって!地域全体で子供を見守っていく、そして子育てする家庭を皆でサポートしていく、そんな目標を掲げている取り組みです。でも実際に他の家庭の子どもを見るというのは簡単なことではありません。30分、1時間であっても命を預かるという使命感を持って取り組む必要があると、このガイダンスで学ぶことができました。

子どもの安全を守るために

次の講習は「子どもの安全と事故」。子どもにはどのような事故が多いのかを学び、その上で子どもを迎え入れる際に“預かり場所のチェックリスト”をもとにチェックしておきます。「子どもは大人の予想できない行動をとることがある」ということを念頭におくことが大事!とのお話でした。

救助方法
AED使用方法
子どもの心肺蘇生

また、もしもの時の救助方法、AED使用方法、心肺蘇生方法や異物の吐き出し方などを人形を使って学びました。1日目の講習会はここで終了。2日目以降の講習会では、子どもの「栄養」「遊び」「病気」「小児看護の基礎知識」などを保育士さん、看護師さん、栄養士さんの講師の皆さんから学びます。私は残念ながら2日目以降は出席できませんでしたが、次に開催する時は参加したいです。

頼れる人がいる安心感。皆さんに広がりますように!

子育てには不安が付き物。ましてや周りに頼れる人がいないとなったらもっと不安だと思います。私自身は移住者ですが、見知らぬ土地での子育てはどうしても頑張りすぎてしまいます。これからもっと多くの人がファミサポを知って気軽に利用できるようになってほしい!そして余裕のある方はぜひ提供会員になって富士市で育つ子どもたちを一緒に支えてほしい!そう願っています。

ファミリー・サポート・センター

富士市本市場432-1
電話番号:0545-66-4128
営業時間 月曜日~金曜日 8時30分~17時00分
定休日 ※土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み
ホームページ:https://www.city.fuji.shizuoka.jp/kenkou/c0212/fmervo000000a43y.html