富士市を知ろう!ふじ応援部スキルアップセミナー

シティプロモーション課の立石です。
10月20日(水)に、ふじ応援部のメンバーが、富士市の様々な分野について知識を深めるために富士市役所の職員を講師としてスキルアップセミナーを静岡伊勢丹コリドー・フジで開催しました。

歴史「富士市ってどんなところ?」

“歴女”なんて言葉を耳にすることもありますが、興味がある方も多いのではないでしょうか?(私はちょっと苦手意識がありますが。)

富士市には、かぐや姫伝説が残っていたり、約700基の古墳があるなど文化的な側面が豊富にあるみたいですよ!
地元のことを歴史や文化という観点から見ようとしたことがなかったので、初めて知ることばかりで驚きました。

ふじ応援部の皆さんには、ぜひ今後取材してほしい題材の一つですね。

農業「食べごろはいつ?」

食いしん坊な私には、一番興味のある分野です。

富士市の農産物は本当に色々あって、有名なところでは、お茶やみかん、梨やキウイ、トウモロコシ…。皆さんもたくさん思いつくと思います。

しかし、富士市農協でとっても力を入れていて、首都圏の有名飲食店などにも直接注文が入るのが「カリフラワー」とのことです!
「富士市ってカリフラワー有名だよ!」って友だちに言ったことって一度もないんじゃないですかね?
これから発信していきたいものがたくさんあると農政課の職員が熱く語ってくれました。

ふじ応援部でしっかり発信していきたい分野ですね!

防災「見つけよう“防災スイッチ”」

東南海大地震が起きると言われ続けて、かなりの年月が経過しています。
富士市民は防災への意識が非常に高いのではないかと個人的には思っていますが、やはり定期的に災害が起きる前のことや起きた後のことを想像することは大切だと思います。

ふじ応援部メンバーの多くは小さい子どもがいます。自分の身だけではなく、子どもも守らなければという思いから、防災について学ぶ希望が多く寄せられました。

私が講座を聞いていて「ハッと」したのは、いざ大地震が起きた時に訓練のように机の下に隠れて頭を守ることは難しいということでした。
大切なのは、災害が起きる前に大きな家具が倒れてこないように固定すること。これで生存率に大きな差が出るそうです。

「備えあれば憂いなし」

改めて防災について考える機会になりました。
ふじ応援部の皆さんにもいろいろな角度から発信していただきたいと思います。

産業「セルロースナノファイバー」

カタカナで聞きなれない「セルロースナノファイバー」
初めましての言葉です。

セルロースナノファイバー(CNF)とは、植物由来の新素材です。
木材から取り出したナノサイズ(髪の毛の10万分の1以下!)の繊維状物質で、軽くて強い、混ぜると液体が滑らかになるなど様々な性質があるようです。(まだ色々と研究中のようです。)

すでに様々な製品に使われ始めていて、なんと、化粧品やどら焼きの皮にも使われているんですよ!しっとりとするのに加え、賞味期限も伸びるようです。なんだかすごいですよね。

セルロースナノファイバーを作る過程が、紙を作る過程と似ていたことから富士市でこの新素材を力強く進めていこう!ということになったそうです。
今後が楽しみな新素材ですね!

難しい分野かもしれませんが、富士市の新たな可能性として、市民の皆さんに広まってほしいと思います。

富士市のことを知ろうというテーマでスキルアップセミナーを実施しましたが、私自身、初めて知ることが多くて運営者という立場を忘れて楽しく勉強してしまいました。

仕事で富士市の情報を得る機会が多い私でも知らないことがこんなにあるのだと思うのと同時に、多くの人に富士市のコアな魅力をふじ応援部のやわらかな視点から伝えられたらいいなと感じました。