黄色いライオンは正義のしるし「かけこみ110番のいえ」


こんにちは、三期生のやまちゃんです。

皆さんは「かけこみ110番のいえ」をご存じでしょうか?
街中でよく見かけるあのライオンマークです。
今年息子が1年生になりましたが、とにかく学校への通学が心配で毎日どきどきはらはらしています。そんな時、子どもたちから「かけこみ110番のいえ」について教えてもらいました。学校や保育園で「なにか困ったことがあったらライオンマークを探す」と教わっているそうです。

「かけこみ110番のいえ」は、富士市PTA連絡協議会が主体となって実施されている地域防犯活動です。
今回は富士市PTA連絡協議会の事務局である学務課の池谷さんに「かけこみ110番のいえ」について聞いてみました。
「かけこみ110番のいえ」は、現在富士市内に1,812ヶ所 (令和元年度)あります。
平成9年9月頃、当時多発した子どもが被害にあう事件の被害防止策として始まりました。
ライオンマークのプレートは、子どもたちが被害にあいそうになったときに駆け込むことができる家の目印としてあり、デザインは市内小中学校教職員から募集し児童生徒が親しみやすく、内容を理解しやすいことを考慮して作成されました。象徴的なライオンは頼りになる「百獣の王」が温かく子どもを守ることの願いを込めています。また、ライオンが被っている帽子は警察を象徴し防衛と協力機関を表しています。

「かけこみ110番のいえ」の設置、管理等は、PTAと学校が申込窓口になっています。富士防犯協会への届出や、富士警察署にも協力を依頼しています。
「かけこみ110番のいえ」の役割は子どもたちが犯罪から逃れるための緊急避難場所です。

登下校中の子どもたちがライオンマークを頼りにしていることや、地域全体で子どもたちを見守る取組に共感して、今回私も「かけこみ110番のいえ」に申込み、後日吉原小学校PTA会長の関さんからライオンプレートを受け取りました。

家は通学路上にあり、子どもたちの通学を日常的に見守っているので、無理なくできるボランティアだと思います。また「かけこみ110番のいえ」として見える化することで子どもたちも安心できるし、街の防犯にもなると思いました。
息子も通学に慣れてきましたが、まだまだ不安なので、今度一緒に通学路の「かけこみ110番のいえ」を再確認してみようと思います。正義の黄色いライオンが街にあふれているおかげで子どもたちが安心して登下校することができます。ご協力いただいている皆さん改めてありがとうございます。

 「かけこみ110番のいえ」について
問い合わせ先:富士市PTA連絡協議会事務局
 (富士市教育委員会 学務課内)
http://www.fuji-pta.com