第1回かわさかマルシェ始動!
こんにちは。ぷーちゃんです。
令和4年10月23日、秋晴れの空の下、天間の川坂地区に約3年ぶりの活気が戻ってきました。
コロナ禍になってから子ども会の活動が自粛になったり、高齢の方々の出歩く機会も減ったりと、近所で直接顔を合わせることやふれ合うことが少なくなり、いろいろなことを我慢するのがあたり前になって、もうすぐ3年です。
交流が途絶えつつあることに危機感を感じた民生委員の小林和恵さんが、仲間に声をかけ、共感し集まった有志メンバーで、『川坂を楽しむ会』が結成されました。
目的としては、
①公会堂を活用して地域の人たちが顔を合わせる機会をつくる
②学んだり、教えたり、技術や伝統をつないだりする
③子どもも大人も高齢の方も誰でも楽しめる
④困ったときに助け合える関係を築く
などがあり、今回、初めての企画として、【かわさかマルシェ】を開催しました。(私もそのメンバーの一員です♪)
逆境をバネに変えていこう
今回の会場である川坂区公会堂の隣には、手無観世音菩薩様がまつられています。戦国時代に川から流されてきたという右手の欠けた観音様で、地域の皆さんに愛されてきました。今年お堂を修繕し、ピッカピカにリニューアルしたばかりです。
また、公会堂の敷地内にある遊具も地区の有志メンバーにより、ペンキ塗りを行い新品のように生まれ変わっています。
マルシェの内容は、盛り沢山!
出店では、
・fruit sand Mimiのフルーツサンド
・駿香楼の中華料理
・すが屋のアップルパイやシフォンケーキ、おはぎ、赤飯
など、天間地区自慢のお店が集結しました。
品物の販売では、
・めずらしい種類のメダカ
・川坂野菜
・不要品バザーなどがあり、
お楽しみコーナーには、
・工作コーナー
・缶バッチ作り
・じゃんけん大会
・健康チェックコーナーなどがありました。
中でも、けん玉大会で全国3位になったという、けん玉少女の華麗な演技もあり、拍手が巻き起こりました。
明るい未来のために1人1人ができることを
今回のかわさかマルシェでは、町内会や民生委員の他にも、地域の高齢者サロンの会員、神社会の役員、児童委員やボランティアの方々など、様々な立場の方が得意分野を生かして大活躍されました。
最近の清水区の災害では、急な断水の中、地域のつながりのありがたさを実感したという話を聞きました。私たちも普段から顔の見える交流をすることが、災害の備えにもなります。地区の独り暮らしの高齢の方が、「みんなの顔を見たいから…」と、マルシェに歩いてきてくださったことも、とても嬉しかったです。
今回のイベントの発起人である小林さんは、「22世紀になっても川坂が元気でいられるために、小さなことから何か楽しみを作っていきたい」と語ります。
私も、今回のことで、大人が子どもたちに、諦めることを教えるのではなく、“希望を持つこと、挑戦していくこと、今を楽しむこと”を示すことができて良かったと思いました。
また、私でも役に立てることがあったということに喜びを感じることができたとともに、末永く交流が続いていくことを祈っています。
これからも川坂を楽しむ会の挑戦は続きます!