富士市でしか買えない・飲めないお酒が登場!
こんにちは、3期生のみ〜こです。
今回、私が取材に伺ったのは、富士宮市にある富士高砂酒造株式会社です。
工場見学や社会科見学が好きで、これまで色々な施設を見てきましたが、酒蔵見学は初めてでした。
営業部の方に案内され、酒造工程を追いながら設備や日本酒の種類など丁寧に説明していただきました。
特に印象的だったのが、熟成タンクの並ぶ蔵。中は少しひんやりとしていて不思議な感覚でした。地面に掘られた溝へ富士山の伏流水を流すことで天然のクーラーとなり、夏でも涼しく感じるそうです。
酒造りの仕込み水から天然のクーラーまで、富士高砂酒造のお酒造りには、富士山の伏流水が必要不可欠であることが分かりました。
昔からある知恵や工夫を大切にしつつ最新の設備を取り入れて、おいしいお酒を造り、より美味しい状態で届けたいという想いが伝わってきました。
180年を超える歴史のある富士高砂酒造ですが、40年ほど前まで、富士市にも富士高砂酒造の酒蔵『山屋』があったそうです!しかし、残念ながら富士市の富士高砂酒造は昭和50年代後期に火事で焼失してしまいました。
今回、富士高砂酒造が当時の蔵人と協力して、かつて富士市で造られていた日本酒を再現したそうです。
その名も『天之美祿 山屋』(てんのびろく やまや)
『山屋』の特徴は、『飲み疲れしない、どんな食事にも合う食中酒です!』とのことで、力強く答える様子に自信がうかがえました。
お米の柔らかい甘さがすっきりとキレて、食事の後味を流してくれる食中酒『山屋』は、富士市内限定で販売・提供しています。
皆さん、見かけたらぜひ手に取ってください。私は、柚木のワンスリーで見つけました。