自然の中で楽しく子育て


3期生のふうあです。

子どもの頃の楽しかった自然の中を走り回って遊んだことはありますか?
草花を摘んだり、虫を追いかけたり、木の枝で遊んだりと、私が小さな頃は普通に遊んでいたことが、今では遊ぶ機会を意識して設けないとなかなかできないと感じたことはありませんか?

私が参加した自然の中で遊ぶプログラムについて紹介します。

富士宮市粟倉にある「森のようちえんこだま」は、"子どもも自分もありのままで大丈夫"というコンセプトのもと、1才から未就学児の親子が自然の中で遊びを楽しむことができます。

毎年9月に丸火自然公園で遊ぶプログラムがあり、今回参加しました。
この日の簡単な工作は、虫取り器とクルクル凧作りでした。
トイレットペーパーの芯にビニール袋をつけた虫取り器は、バッタやコオロギなど飛ぶ虫を簡単に捕まえることができます。
子どもたちは虫に興味津々。虫が苦手なママも子どものために、この虫取り器を使い一生懸命になって虫を捕まえました。
クルクル凧は、A4のクリアファイルの内側を貼り付け1枚にして油性ペンで渦巻と絵を描いて切り、紐をつけて完成です。
2つとも簡単に作ることができ、子どもたちは『できた!』という達成感を味わうことができました。

長い木の枝は子どもたちにとってすごく魅力的なものです。
友達に怪我をさせてしまわないだろうかと心配になってしまいますが、「こだま」の保護者たちは子どもたちから木の枝を取り上げずに見守ります。
子どもたちの中でつりごっこが始まりました。釣るのは魚だけでなくカブトムシも!
子どもの発想ってすてきですよね。

こだまでは、毎回遊びのプログラムがありますが、遊ぶタイミングや遊ぶかどうかは子どもたちの自由です。
やりたくないことはやらなくて大丈夫で、好きなことは満足行くまで遊びます。
そのため子どもたちは、自分は自分でいいと、ありのままを受け入れてもらい、とても生き生きとした表情で過ごしています。

参加者に「こだま」の魅力を聞いてみると
「こだまは、子育ての孤独・葛藤・イライラを解放できる場所。こだまの温かいスタッフと同じ境遇のママたちと自然があるからリフレッシュしてまた子育てが頑張れる。こだまがなかったらイライラが爆発しちゃっていたかもしれない」
と話してくれました。

こだまは、子どもたちだけでなくパパやママも自分らしくいられる場所です。
スタッフや参加者に子育ての悩み相談をすると、"うちの子だけじゃないんだ""今は成長する一歩手前なんだ"と安心できます。
子育ては正解がないからこそ悩みが尽きないですよね。
子育てに行き詰まったらこだまに遊びに行ってみてください。

■丸火自然公園での体験参加について
日 程 9月28日から10月2日までの5日間(空きがあれば参加できます。)
場 所 丸火自然公園(富士市大淵10847-1)
参加費 親子1組1,000円 ※子どもが1人増えるごとに500円追加

興味がある方はぜひお問い合わせください。
お問い合わせ先、会費等詳細は、以下のリンクをご覧ください。

【森のようちえんこだま】
ウェブサイト https://kodama-mori.jimdofree.com/
フェイスブック https://www.facebook.com/morinoyoutienkodama/