参加レポート「己書体験会!」

ふじ応援部7期生のしばけんです。
皆さんは、「己書(おのれしょ)」という言葉を聞いたことがありますか?

今回、吉原商店街にある橘香堂(きっこうどう)WORX mt.fujiで行われた己書体験会に参加してきました。

この体験会は、日本己書道場師範でもあり、ふじ応援部6期生でもある、りかぽんさんが講師として開催したもので、参加してとても楽しかったので、みなさんにご紹介します。

己書(おのれしょ)とは?

己書の発祥地は名古屋市で、描き方にコツはいりますが、ルールはなく自由に筆を走らせ、自分の世界観を楽しく表現することができる新感覚の書です。
個人の趣味としてもオススメですが、店舗看板や壁画、メニュー表など、様々なところで使用されています。
雑貨屋などの絵はがきコーナーで、目にしたことがある人もいると思います。

己書の例

己書を体験!

まずは、講師から己書について、いろいろと教えていただきました。

まさか、あの有名な飲食店の看板にも己書が使われているなんて!
参加者のみなさんも、とてもびっくりしていました。

基本の〇から

文字ではなく丸を描く練習からスタートしました。
講師にお手本を書いてもらい、私も挑戦してみましたが、普段何気なく書いている丸が、慣れない筆ペンを使うと、なかなかうまくいかず、思わず笑ってしまいました。

ちなみに、筆ペンの先はナイロンで作られていて、インク交換をすれば長持ちするそうです。

文字を書いてみよう

慣れない筆ペンに苦戦していると、講師から「正解はないから自由に書けばいいよ。」と、文字のバランスが良くなる簡単なコツを優しく教えていただきました。

練習として、ハガキに「ありがとう」の文字を書いていきます。

講師に仕上げをしていただき台紙にセットして完成です!
描く人によって全く違います!
いろいろな「ありがとう」ができあがりました♪

同じ文字や絵でも十人十色

桜を描こう

文字の次は桜を細い筆ペンで描きました。
桜は花びらを描くだけで描くことができるということで、一見、簡単そうに思いましたが、いざ描いてみると花びらの形やバランスが思っていたよりも難しかったです。講師からコツを教えてもらいながら、なんとか描くことができました。

桜を描くのに苦戦するみなさん

桜に色を付け、文字を描けば完成です。

桜を描いた己書の完成品

缶バッジ作りも体験♪

己書をプリントした缶バッジを作ることもできました。
私は愛犬の名前入り缶バッジを作りました。とてもかわいく仕上がりました♪

缶バッジもオシャレで可愛い♪

体験の感想

私は絵が苦手なので、己書に興味があってもなかなかチャレンジすることができませんでしたが、自由な発想で筆を走らせることがとても楽しくて、あっという間に時間が経っていました。

己書は、自分の字で自分の書を描くものです。
ルールも無いし、上手い下手もありません。自由に書けるから楽しいんだと思いました。
己書を継続して習って、私も講師のりかぽんさんのようなかっこいい己書を描きたいと思います!

講師のりかぽんさんの活動

りかぽんさんは、仕事をやめて時間ができたときに、己書とチョークアートを習い始め、その2年後に己書の師範となり、現在は「苺一笑己書道場」として活動しています。
先日、富士市立中央病院にりかぽんさんの作品が展示されていました。
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
毎月、定期講座を開催していますし、時間や場所など個別に相談も受け付けてくれているそうなので、ぜひ皆さんも参加してみてください!

皆さんも筆ペンで味のある字を描いてみませんか♪

苺一笑己書道場Instagram「ichigo_ichieonore」
https://www.instagram.com.